リフォーム・リノベーション
― 新築だけにとらわれない住まい方 ―
日本が現在直面している少子高齢化によるライフステージの変化に加え、ポストコロナの未来を見据えたワーク&ライフスタイルの変化によって、
住まいに求められているものが変わってきています。これからの時代は、住まいを選ぶ際に新築だけでなく既存住宅(空き家を含む中古物件)も
選択肢に含める方が増え、適切なリフォーム・リノベーションを行えば、その分住まい方や暮らし方の希望をかなえる可能性は広がります。
Reform
リフォーム
リフォームとは、一般的には「建物の老朽化した部分を原状回復させる為の不具合箇所への部分的な対処」となり、より使いやすいように改善・改良することを目的に行われる比較的規模が小さい改装工事となります。
例えば、壁紙の張替え、外壁塗装、和室トイレから洋式トイレへの変
更、シロアリ駆除工事、といった内容です。
Renovation
リノベーション
リノベーションとは、既存の建物に対して大がかりな改修を施し、新たな機能や価値を加える改装工事を意味します。 歴史ある建造物や建材を保ちながら現代の生活に合う様式に住まいの性能や価値を向上させることは、リノベーションに該当します。一般的な事例としては「間取りを変えてひとつながりのリビングダイニングキッチンをつくる」「断熱施工を行い、長年住まいを支えてきてくれた丸太や梁をあえてみせるデザインを採用する」といった内容です。
リフォーム・リノベーション物件については「サポート事例」をご覧ください。
既存住宅(空き家)を住まいとして活用するメリット
【空き家の所有者:売りたい・貸したい方】
① 資産価値
家は手入れしながら誰かが住まうことで、その価値を維持して多世代に渡って住み続けることができる。
② 空き家活用促進
空き家活用事業(空き家バンク等)や各種補助金制度(空き家家財道具等処分費・空き家改修費等)を
整備する自治体が増えている。
③ 維持管理
賃貸用の住宅として収益物件にすれば、毎月の家賃収入で維持管理費を捻出できる可能性がある。
④ 建物状況調査(インスペクション)
建物の劣化状態を把握し、建替えやリフォーム・リノベーションを検討できる。
【空き家を住まいとしてお考えの方:買いたい・借りたい方】
① コストが抑えられる
新築に比べて低予算で購入できる。低価格であるため同じ予算で比べた時に面積の広い物件を購入できる。
② 実物を購入前に確認できる
見学や下見をして、日当たりや眺望はもちろんのこと、現状そのものを体感することができる。
③ 立地条件がいい
住宅は立地条件のよい場所から建てられていくので、アクセスや周辺環境がよい場合がある。
④ 自分好みにリフォームできる
自治体が整備する補助金制度を活用することも可能。愛着の持てる住まいを作り上げることができる。
古民家の魅力
近年、空き家の増加による街の衰退防止などの観点からも、観光資源や地域コミュニティとして古民家再生を行うなど、
様々なテーマで古民家再生プロジェクトが立ち上がっています。
古民家が持つ立地や特徴が、若い人から熟年世代まで多様な人々を魅了しています。
酒蔵を営んでいた建物のリノベーション
「おわら風の盆」で全国的に有名な富山市八尾町 江戸時代のまち並みの佇まいを残す坂のまち

おそらく店舗兼住居として建てられた=土蔵「見世蔵」であり、建造物内の間取りも店舗や住居に準じたつくりになっていた


趣ある佇まい
年月を重ねてきたからこその佇まい
伝統の工法でつくられた素晴らしい職人技
アンティーク家具や小物がよく似合う
ゆったりとした住空間
北陸特有の枠の内や
高い天井には立派な梁
畳の続き間
自然豊かな立地
ゆったりとした空間同様、
広い敷地に自然豊かな庭木が
住まいをいっそう彩る
自然素材
耐久性のあるケヤキやヒノキなど
希少価値の高い材木
漆喰や珪藻土などの塗り壁
現在、土蔵は俳優さんの表現研究所「舞台役者が集う修行の場」として、主屋は行事や祭りに関わる
交流人口・関係人口創出の場として、観光や文化を次世代に継ぐ役割を担っている。
地域の職人さんが活躍しています!
家印では、「住宅をつくってはこわす」社会から、「いい住まいをつくり、きちんと手入れして、長く大切に使う」社会への移行、
すなわち、循環型の住宅市場の形成に向けて、地域の作り手と共に住宅ストックの質の向上と流通促進を図ります。

長年受け継いでこられた愛着のある住まい。
リフォーム・リノベーションで理想の住まいを手に入れたいとお考えの方へ、古民家暮らしをおすすめしてみませんか?
リフォーム・リノベーション 一覧
インスペクション / 不具合箇所の修繕 / 古民家再生 / 設計施工管理 / 建物の解体 / 事務手続きサポート / 火災保険・家財保険